結婚式の余興を成功させるための秘訣




結婚式の余興とペンライトムービー

 

ペンライトムービーとは、ペンライトで新郎新婦への思いやお祝いの言葉などを文字やイラストで表現した映像を言います。

 

暗い場所でペンライトを使ってメッセージを書き、カメラのシャッタースピードを利用して文字やイラストを撮影し、それを編集します。

 

ペンライトムービーは、「ペンライトアート」や「ピカピカ(PIKAPIKA)ムービー」などとも呼ばれています。

 

ペンライトムービーは、このような動画のことを言います。

 

 

 

 

 

 

カメラのシャッターの開放時間を長くすると、 開放時間に動いていたものは残像のようになり、止まっているものはハッキリ写ります。

 

これらの技術を応用して、光の残像でマークや文字を描いた写真を撮影し、その写真を連続して流すことにより、アート作品のような映像が出来ます。

 

結婚式でペンライトムービーを作って流す余興は人気がありますね。

 

 

 

 

 

 

ペンライトムービーの作り方は以下の通りです。

 

1.構成・ストーリーを考える!

 

最初にどのようなペンライトムービーを作りたいのか、構成やストーリーを考える必要があります。

 

<ストーリーの例>

 

・二人の出会いをストーリーにする。

 

・生い立ちビデオのように二人の歴史をストーリーにする。

 

・新郎新婦との関係がわかるようなストーリーにする。

 

メッセージ、マーク、数字、アルファベットなど、映像を流す順番を考えます。

 

感動的な内容にしたい場合は、「新郎新婦のためにここまで頑張りました」という密かなアピールを入れると頑張りが伝わるので感動を呼べるでしょう。

 

動画サイトや結婚式のビデオを作っている会社などにはサンプルムービーも数多く載ってますので、そのようなものを参考にしてストーリーを考えてもいいでしょう。

 

2.必要な道具をそろえる!

 

構成やストーリーが決まったら、必要な道具をそろえます。

 

ペンライトムービーに必要な道具は以下の通りです。

 

・ペンライト(懐中電灯)

 

ペンライトは、メッセージやマークなどによって、色を変えた方が良いですね。

 

例えば、新婦の名前やハートマークなどはピンク色のペンライトを使うなどすると、可愛らしさを演出できますね。

 

あまりに細いペンライトですと、光の残像が細すぎて見づらくなってしまうので、多少太めのライトを用意した方が無難です。

 

また、頻繁にスイッチの切り替えをする必要がありますので、手元でスイッチのオンオフがしやすいライトにしましょう。

 

オススメはLEDが使われているペンライトです。

 

LEDの方が光が強く長持ちします。

 

このペンライトはLEDで15色に切り替えができるのでオススメです。

 

 

色の切り替えが出来ないペンライトだと、ライトの色を替えるためにセロハンが必要になります。

 

ペンライトは人数分そろえておきましょう。

 

・デジタルカメラ

 

シャッタスピードの設定ができるカメラが必要です。

 

シャッターが開いている時間だけ、ライトで文字を描くことができるので、最低でも15秒以上は欲しいところです。

 

デジタル一眼レフは夜間の撮影に向いているのでオススメです。

 

CANON(キャノン)の「EOS kissシリーズ」は、初心者にも扱いやすい初級モデルです。

 

 

これを機会に本格的に写真を始めたい方にも向いています。

 

・三脚

 

シャッタースピードを遅くして撮ることになるので三脚は必需品です。

 

シャッターが開いている時間は絶対カメラが動いてはいけないので、できるだけしっかりとした三脚を用意しましょう。

 

どれもあまり変わりませんが、オススメの三脚を紹介しておきます。

 

三脚業界では SLIK(スリック)とGITZO(ジッツオ)が主流です。

 

SLIK(スリック)の方が安いのでいいと思います。

 

 

・パソコン(ムービー編集ができるもの)&ソフト

 

編集ソフトはMacなら「iMovie」、Windowsなら「AviUtl」がオススメです。

 

かつては「Windowsムービーメーカー」がありましたが、Windows10になってからはありません。

 

「AviUtl」は、無料動画編集ソフトです。

 

その最大の特徴は機能が豊富で、拡張性が高いところです。

 

特定範囲の動画場面のカット、動画の連結、音声入れ替え、再生速度の変更、音量調整、色調補正といった基本操作に加え、コーデックや対応フォーマットを追加していくことができて、動画の編集はこれ1本で十分です。

 

有料の動画編集ソフトに劣らないと言っても過言ではありません。

 

「AviUtl」の使い方は、コチラの動画を参考にして下さい。

 

※ビデオカメラ

 

ペンライトムービーにオープニングシーンやオマケとして撮影風景などを追加したい場合はビデオカメラも用意しましょう。

 

3.デジカメの設定&撮影

 

撮影する時は、暗い場所、夜もしくは部屋を暗くする必要があります。

 

撮影場所を確保したら、カメラの設定をします。

 

シャッタースピードや、f値、ISO感度の設定をします。

 

細かい設定の仕方は以下の通りです。

 

<f値の効果>

 

f値を下げると以下の効果があります。

 

・明るい写真になる。

 

・ピントの合う箇所が限定されて、奥行きがある写真になる。

 

・ノイズが少なくて画質が良い写真になる。

 

f値を上げると以下の効果があります。

 

・暗い写真になる。

 

・ピントの合う箇所が限定されないので、インスタントカメラの様な写真になる。

 

・ノイズが多くて画質が悪い写真になる。

 

<f値の設定>

 

ペンライトムービーは暗い場所で撮るので、ピントが合わせずらくなります。

 

そのため、f値が高い方が良いです。

 

ただし、高すぎるのも良くないので、中間ぐらい( f11)に合わせて撮影して下さい。

 

<ISO感度の効果>

 

ISO感度を上げるとかなり暗い場所でも明るく撮影することができます。

 

ただし、ノイズが増えます。

 

ISO感度を下げるとかなり暗い場所ではシャッタースピードを長くしないと明るく撮影することができません。

 

ただし、ノイズは少なくなります。

 

<ISO感度の設定>

 

何を撮るのかによって設定します。

 

人物を生かしたムービーを撮るにはISO感度を上げ、ブレないようにすると良いですね。

 

この場合は前方の人物はシャッターが下りるまで動かないようにします。

 

<シャッタースピードの効果>

 

シャッタースピードを上げるとブレにくい写真になります。

 

シャッターが開いてる時間が短い(シャッタースピードが早い)と暗い写真になります。

 

シャッタースピードを下げるとブレやすい写真になります。

 

バルブ(開放)が一番遅く、シャッターを押している間写すことができます。

 

リモコンがあればリモコンでも操作できます。(1押しスタート→2押しストップ)

 

シャッターが開いてる時間が長い(シャッタースピードが遅い)と明るい写真になります。

 

<シャッタースピードの設定>

 

シャッタースピードは撮影するものによって決めます。

 

例えば、人物を生かすならシャッタースピードは早く、描くものが多いのならシャッタースピードは遅くします。

 

また、描く人数にもよりますが、人数が多ければシャッタースピードも早く多くのものを描けますが、1、2人だとシャッタースピードが長くないと厳しくなります。

 

1、2人だとリモコンがあると便利です。

 

上記を参考に撮影場所、撮影内容に合わせた設定を行って撮って下さい。

 

基本はシャッタースピードに合わせて、ISO感度とf値を合わせていくというようにすると上手く行くと思います。

 

よく分からなかった方は、とりあえずいじって見て確認して下さい。

 

あまり細かく設定できない方は、描く人数や時間帯を考えて明るさの調整しましょう。

 

設定は環境にもよりますので、臨機応変にお願いします。

 

カメラによってはリモコンでシャッター操作ができるものがあります。

 

リモコンが使えれば、シャッターボタンを押す時にカメラがぶれず、離れた場所からカメラ操作ができるため便利です。

 

ペンライトムービーを作るためには、大量の写真を撮影する必要があります。

 

1コマを0.25秒で設定しても、5分の映像を完成させるためには、単純計算で「300秒÷0.25秒=1,200枚」の写真が必要です。

 

撮影が順調に進んだ場合でも、1時間あたり150枚程度の撮影が限度でしょう。

 

コツを掴んだら、ドンドン撮影していかないと、いくら時間があっても足りないので注意しましょう。

 

特に人数が多い場合やグループが多いのであれば、余裕を持って2〜3ヶ月は見ておいた方がいいでしょう。

 

※撮影のコツ

 

紙などに描くわけはないので、目の前に文字などをイメージしながらライトを動かしましょう。

 

この際にスタート位置とゴール位置を一緒にすることが大切です。

 

絵コンテなどを作って、ストーリーやイメージを書き出して行うと良いです。

 

絵コンテとは、どのようなムービーにするかを具体的に表したものでイメージを共有したり、明確にするために使います。

 

一人だと撮影が大変なので、数人で撮影する方が良いです。

 

夜、ライトをグルグル回すと、通報される恐れがあるので人がいない場所で撮影しましょう。

 

文字を書く時はカメラに向かって書くと文字が逆になってしまいます。

 

慣れていないと難しいですが、ライトを逆に持ち背を向けて書くと通常通り書くことができます。

 

注意点としては身体に光が被らないように書くことです。

 

もしくは普通に文字を描くように撮影して、編集ソフトで左右反転させる方法もあります。

 

4.パソコンを使って編集する!

 

撮影した写真をムービー作成ソフトに取り込みます。

 

取り込んだ写真をつなげ合わせて動画にします。

 

次にストーリーにふさわしいBGMを決めます。

 

著作権フリーのBGMは使用料がかかりませんが、好きなアーティストの曲などを使いたい場合は著作権使用料がかかります。

 

著作権使用料は、「JASRAC(日本音楽著作権協会)」のホームページやプランナーさんなどに確認して下さい。

 

Hurt Record」というサイトなら、1000を超えるハイクオリティな著作権フリーのBGM(音楽)が全て無料でダウンロードできます。

 

曲のテンポや長さ、撮影枚数によって 写真の表示時間を決めます。

 

目安として1枚の写真の表示時間を0.1〜0.3秒くらいに設定すると良いでしょう。

 

ただし、撮影枚数は動きが大きければ遅くし、細かければ早くすると良いでしょう。