結婚式の余興を成功させるための秘訣




結婚式の余興とハカ(Haka)

 

ハカ(Haka)とは、ニュージーランドのマオリ族の民族舞踊で、主に男性が踊ります。

 

現在では国賓や海外からの渡航者を歓迎する舞として披露される他、ラグビーニュージーランド代表(オールブラックス)が国際試合前に舞う民族舞踊として有名です。

 

ニュージーランドでは一般的な民族舞踊であり、相手に対し敬意や感謝の意を表する舞として披露されることから、結婚式、葬儀、卒業式、開会式、歓迎式典など、あらゆる場面で披露されています。

 

最近は学校の体育祭などでハカをすることもあるようですね。

 

この動画は2016年1月、花嫁のいとこの制作会社が撮影し、Facebookなどに公開されました。

 

 

するとあっという間に拡散されて世界各国で話題を呼び、新郎新婦には取材依頼が殺到したそうです。

 

そして、新婚旅行の予定を変えなければいけない事態になったそうです。

 

大きなかけ声が始まると、胸をたたき舌を出し、魂のこもったパフォーマンスを披露する男性たち。

 

ブライズメイドの美しい女性も堂々と参戦。

 

会場が気迫と熱気に包まれ、一同の心が一つになっていきます。

 

ついにジャケットを脱いだ新郎がその輪に加わり、感動のパフォーマンスはクライマックスへ突入します。

 

参加者全員の高ぶった気持ちがものすごく伝わってきますね。

 

新郎新婦が参加するまでの場の盛り上がりと、最後に訪れるハカに参加した人たち同士が静かに、でも気持ちをいっぱい込めてハグをする姿はちょっと涙腺がウルッとしました。

 

このハカ(Haka)を結婚式の余興で披露する男性陣がいます。

 

新郎がラグビー部出身の場合は、友人たちと一緒に雄たけびをあげながら踊ることもあるそうです。

 

 

こうしてみんなで踊ったり、歌ったりすることで盛り上がりますよね。

 

ハカをやる時はラグビーのユニフォームを着て歌ったり踊ったりしたら間違いなく盛り上がりますね。

 

 

体育会系の人達は上半身裸になったり、パンツ一丁になるなど、行き過ぎた内容の余興をされる方も少なくありません。

 

ハカをする時にも服を脱いだり、ふざけたりしないようにしましょう。

 

新郎新婦やゲストをがっかりさせたり、寒い内容の余興だと最悪の結果になることもあります。

 

実はハカにはいくつかの種類があります。

 

ニュージーランド代表が舞うハカには、「カマテ(Ka Mate)」と「カパオパンゴ(Kapa O Pango)」があります。

 

こちらの動画がカマテです。

 

 

こちらの動画がカパオパンゴです。

 

 

このカマテとカパオパンゴの違いは、通常版と特別版の違いといった感じになります。

 

練習試合やW杯のグループリーグなどはカマテを行うのが一般的です。

 

それに対して、決勝トーナメントやいわゆる“因縁の相手”のような試合の場合はカパオパンゴが披露されることが多いようです。

 

「絶対に負けられない戦い」にはカパオパンゴという感じですね。

 

カマテの歌詞

 

<リーダー>

 

カ マテ! カ マテ!
(私は死ぬ!私は死ぬ!)

 

<全員>

 

カ オラ、カ オラ!
(私は生きる!私は生きる!)

 

<リーダー>

 

カ マテ! カ マテ!
(私は死ぬ!私は死ぬ!)

 

<全員>

 

カ オラ、カ オラ!
(私は生きる!私は生きる!)

 

テネ テ タガタ プフルフル
(見よ、この勇気ある者を)

 

ナナ ネイ ティキ マ
(ここにいる毛深い男が)

 

ファカフィティ テ ラア
(再び太陽を輝かせる!)

 

ア ウパーネ!カ ウパーネ!
(一歩はしごを上へ!さらに一歩上へ!)

 

ア ウパネ カパネ 
(そして最後の一歩、そして外へ一歩!)

 

フィティ テ ラ! 
(太陽の光の中へ!)

 

ヒッ!
(昇れ!)

 

カパオパンゴの歌詞

 

<リーダー>

 

Kapa O Pango kia whakawhenua au I ahau!
(オールブラックスよ、国をひとつにさせてくれ!)

 

Hi aue ii!
(今だ!)

 

Ko Aotearoa e ngunguru nei!
(鳴動する我らの国よ!)

 

Au, au aue ha!
(今こそ、我が奮起する時!)

 

Ko Kapa O Pango e ngunguru nei!
(それこそが我らをオールブラックスたらしめる!)

 

Au, au, aue ha!
(今こそが その時だ!)

 

I ahaha!
(輝く時!)

 

Ka tu te ihiihi
(我々が支配し)

 

Ka tu te wanawana
(その優位は偉大なる勝利となり)

 

Ki runga ki te rangi e tu iho nei, tu iho nei ihi !
(敬われ高く掲げられる)

 

Ponga ra!
(シルバーファーン!)

 

Kapa O Pango, aue hi!
(我々はオールブラックス!)

 

Ponga ra!
(シルバーファーン!)

 

Kapa o Pango, aue hi!
(我々はオールブラックス!)

 

カマテは元々、19世紀初頭にマオリのある部族の長が敵に追われて地下の食糧庫に逃げ込み、そこから地上に這い出したところを最初に見つけたのが味方の部族の者だったことから、命が助かった喜びと感謝を表すために踊ったものであり、歌詞の中にもそういった世界観が良く表れています。

 

一方でカパオパンゴの方は完全にラグビーのニュージーランド代表のために作られたような歌詞であり、代表チームのロゴでもあるニュージーランドを象徴する植物の銀シダ(シルバーファーン)なども歌詞に出てきます。

 

ちなみにオールブラックスが初めてハカ(カマテ)を踊ったのは、1905年のイギリス遠征の時で、それ以降代表チームに受け継がれています。

 

ハカを観ていて気になったことと言えば、「何故舌を出して変顔するの?」ということです。

 

調べてみると、ニュージーランドの先住民族マオリ族にとっては、舌を出すことは相手への礼儀なんだとか。

 

日本人だと考えられませんが、敬意を払っているということみたいですよ。

 

結婚式の余興でハカをやる場合は、カマテの方がいいかも知れませんね。

 

ハカを披露する時は、息ぴったりで「素晴らしい!」、「かっこいい!」の言葉に尽きる完成度まで練習した方がいいでしょう。

 

途中からはサプライズで新郎も踊りに加わり、新婦への愛のメッセージとともに完璧な踊りを披露すると喜んでもらえると思います。